【独断】恋愛として「好き」とは
「"好き"が何かわからないんです。」
そうおっしゃる人はたくさんいます。私もその一人です。
私も気づけばアラサー。結婚を考える歳です。
結婚するなら好きな人としたい。でもそれは本当に漠然とした考えであり、深く考えてみると恋愛として好きとは実際何か分からない、そんな状態でした。
この記事では、私自身が過去に好きに思った人のことを思い出して特徴を考えたり、知り合いへの質問を通して、私なりに恋愛としての「好き」とは何か考えた流れと勝手に決めた定義をお話ししていきます。
最後まで読んだ時に納得したり、もし違う意見があるとしたら、コメントしてもらえると嬉しいです。一緒に「好き」とは何か考えていきましょう。
考えの流れ
どのような流れで「好き」について考えを深めたのか、思いついた仮定義順に書いていきます。
仮定義1
「好き」とは何か最初に考えた時一番最初に私の頭の中に浮かんできた定義は「頭の中を占める割合が多いこと」でした。
誰かを好きになると仕事をしていても、趣味をやっていても、どんな時もその人のことが頭に浮かんでいました。おいしいものを食べた時には、その人にも食べさせてあげたいなと思ったり、何気ない時にでも、その人は何をしているのかなぁだったり。
好きな人ができるとその人で頭がいっぱいになってしまう、そんな経験から出てきた考えです。
一時はこれで納得していたのですが、一つこの考えが誤りかもしれないという状況になりました。
嫌いな人の存在です。
一時期私の上司だった人は優秀で良い人ではあったのですが、意見の伝え方がうまくなく無駄に人を傷つけてしまう人で私もその人が本当に苦手でした。
仕事をしている時にはその人が苦手だったので、近くで仕事をするのは嫌だなぁと感じたり、休みの日であっても仕事の日にその苦手な先輩のことを考えてしまい嫌な気分になったり。
この経験を経て、嫌いな人であっても頭を埋められてしまうということがわかりました。
そのため、「頭の中を占める割合が多い」という好きの定義は却下になりました。
仮定義2
2つ目の仮定義は「何かをしてあげたくなること」です。これは女性の友人に聞いてみた結果返ってきた答えでした。前の彼氏さんと付き合い始めた時には、いろんなことをしてあげたい気持ちがどんどん出てきて、お別れする時には「何かをしてもらいたいこと」が多くなっていたという経験からの考えだそうです。
確かにこれは一理あります。好きな人は喜んだ顔が見たくなるので、いろんなことをしてあげたくなります。好きじゃない人には何かをしてあげようという気持ちにはなりません。
しかし、この仮定義を本当の定義とするためには大きな問題がありました。
親と友人の存在です。
これまで大切に育ててくれた両親、いつも楽しい時間を過ごさせてくれる友人。彼らにも何かをしてあげたい気持ちがたくさんあります。でもそれは明確に恋愛としての好きとは異なってしまいます。おそらくこの定義はLOVEとしての好きではなくLIKEとしての好きなのでしょう。
そのため、この仮定義も却下しました。
仮定義3
次の仮定義は「性行為をしたいこと」です。仮定義2では、LIKEとしての好きになってしまったので、そことの明確な差を出すために考えた定義です。
好きになった人とは触れ合いたいと思います。その最終的な形が性行為なので、性行為をしたいと思える状態であれば好きであると言えるのではないかと思いました。
ただし、この定義も簡単に問題が出てきます。
男性は好きではない人とでも性行為をしたいと思うことがあることです。良い体をしているから、顔がタイプであるからなど、外観が好みであれば性行為をしたいと思ってしまうことがあります。
この場合、恋愛として好きなわけではありません。そこに好きという感情はなく、単純に性的欲求があるというだけなのです。
この定義も却下です。
仮定義4
次の定義を考える中で、一つ大きなひらめきがありました。それは「好き」を定義する上では複数の要素があっても良いのでは、ということでした。
これまでは「好き」とは何か、別の何か一つの物差しで決めようとしていました。ただその物差しは一つでは決めることはできそうにありません。そこで2つの物差しを使おうと決め、仮定義2と仮定義3を組み合わせようと思いました。
そこで出てきた仮定義が「何かをしてあげたくなる、かつ性行為をしたいこと」です。
LIKEとしての好きに、性行為をしたいという気持ちが加わるとLOVEになると思いました。
これに当てはまる異性は好きと言えるのではないでしょうか。
結論
私はまだこの仮定義4に対しての反論が思いついていません。そのため、「何かをしてあげたくなる、かつ性行為をしたいこと」を恋愛としての「好き」の定義としたいと思います。
一旦の結論は出ましたが、おそらくこちらもどこかに穴があると思います。穴に気付いたらコメントしてください。知りたいです。
さらに深い「好き」の定義について一緒に考えていきましょう。
長々自己満の文章にお付き合いいただきありがとうございました。